スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

農業惑星ローザンヌ

 今回は立て役ならぬ盾役である、弱小装備の連隊の設定をご紹介します。

 CA3A0440_20120322174226.jpg
 <帝国>が滅亡の危機にさらされながらも今日にいたるまで存続できているのは、文字通り星の数ほどある惑星群のおかげだ。これらの惑星は資源、軍事力、そして忠誠心を<帝国>に捧げている。

CA3A0441_20120322174226.jpg


 惑星ローザンヌは典型的な農業惑星で、人口4億2000万、文明レベルはすこぶる低く、地表のほとんどに手付かずの美しい自然が広がっている。大気汚染はほとんどない。惑星の位置が戦略的要所から外れているため、異種族もオルク以外ほとんど攻めてこなかった。
 この惑星の宇宙港から<帝国>に毎年輸送される賦税は、大量の食料品と木材、わずかな鉱物資源に帝国防衛軍2個連隊しかない。
 ローザンヌ防衛軍は貧弱で、装備も士気も劣悪だ。外敵の侵攻がほとんどなかったのでこれは仕方のないことである。その中から選ばれる連隊はもちろん精鋭ばかりであるが、<帝国>の諸連隊と比較するまでもない。毎年2個連隊を送り出しているにも関わらず、連隊の通し番号は決して10を越えることがない。ローザンヌは純粋な農耕惑星なのだ。
 多くの場合、ローザンヌ出身の連隊は最前線に投入される。たいていは攻撃の第一波として突撃し、あっという間に壊滅する。生き残りはすべて他連隊の損害を埋めるために使われるだろう。一戦も交えずに解散させられることもあるようだ。他連隊の兵力と伝統を維持するためである。
 ローザンヌ義勇農民連隊は20個中隊で編制される。構成兵員はすべて戦列歩兵で、装備はラスガンだ。しかし古い形式のため、基本性能は著しく落ちる。中隊に所属する人数も、先進的な歩兵中隊よりずっと多い。つまり、なにから何まで後進的な編制なのだ。
 補充兵員として他連隊に迎えられたローザンヌ人は、まずはじめにその連隊で話されている言葉を習得しなければならない。徹底的な訓練を受けた彼らが前線に立つ頃、義勇農民連隊の面影は羽根飾りのついた帽子だけになっているだろう。運が良ければ、中隊旗や小隊旗に降格した連隊旗も掲げているかもしれない。

CA3A0421_20120322174225.jpg


 この通り、惑星ローザンヌが供出する連隊の戦闘能力は極めて低いが、例外も存在する。
 集団として見ればローザンヌ人は弱いが、個々人の中には目を見張る活躍をする者もいる。かつて平原を馬で駆け巡った原住民族の血が、未だに流れているのだ。
 ローザンヌ第1槍騎兵連隊は3000人の槍騎兵で構成されている。いずれも勇猛果敢な猛者であり、果てしない回数の馬上突撃を敢行している。壊滅のペースも1~15年と、他の農民義勇連隊よりも圧倒的に長い。
 それは単に槍騎兵だから補充兵員にしづらいためだ、と指摘する者もいるが、少なくとも槍騎兵連隊は自分たちのことを「精鋭」と自負している。もっとも、彼らはローザンヌ製の火器をどこかへ“落として”しまったそうだが……。
スポンサーサイト

Pagination

Trackback

Trackback URL

http://factryworldrottweil.blog11.fc2.com/tb.php/114-3c522c37

Comment

Post Your Comment

コメント登録フォーム
公開設定

絶望先生暦 昭和日めくりカレンダー

Utility

プロフィール

ラク

Author:ラク
 ミニチュアゲームな話題を紹介していくブログです。

Twitter

laku1939 < > Reload

来訪者

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。